パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

情熱のイングリッシュローズ

修行のために単身渡英したシェフの卵が孤独な英国貴族に見初められ、連れ去られた森の奥の古城で夜な夜な愛を教えられる、というべたべたのハーレクインBL。
とことん王道に徹しているところが逆に小気味よい。
初回限定の小冊子はあまあまの後日譚。このボリュームなら巻末にでも収録してくれればいいのに…と思ってしまう。