パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

稲妻と甘々 1

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)

小料理屋の娘の女子高生と、シングルファーザーな高校教師、そして彼の小さな娘。
お料理初心者マークな3人の不器用であったかい食卓のお話・・・のはずが、なんだかエロい。頬を染めてごはんをほおばる表情が妙になまめかしいのだ。
つらいときでもあったかいごはんを食べれば、ほっとゆるむことがある。その瞬間の無防備さが不思議な色気をかもし出しているのかもしれない。「ものを食べる」という行為はやはり、エロスと通じている。