パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

10月まとめ

BL小説:8冊
BL漫画:45冊
一般漫画:57冊
同人誌他:42冊

計152冊

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2年10ヶ月ぶりの100冊超え。やったー!
だいぶ薄い本補正がはいっていますが。萌えは活力。

8巻青城戦で古舘春一ハイキュー!!のおもしろさに開眼!まだまだヘビロテ続いています。みんな一生懸命でまぶしい。ノベライズとか、手を出したことのないものまで読んでしまいそうです…。
清家雪子「月に吠えらんねえ」2も、ますますおかしなことになっている。エログロホモ満載、でも切なく、狂おしい。文字でおもしろさを表すのが困難な怪作。
BL漫画もおもしろい本がたくさん。
デビュー作が最高だった新井煮干し子の新刊が2冊同時刊行。「因果の魚」も絶品だったし選びがたいけど…ストレートなほうを推しておこう。個性派学生たちが繰り広げる青春オムニバス、新井煮干し子「アラウンド」。公園の柵に指を弾きながら帰る小学生たちの姿に、「やってたなあ、これ!」と稲妻に打たれたようなノスタルジーにかられた。この人の漫画を読んでると、「いつか見たはずが忘れてしまった情景」がありありとよみがえってくるんだよなあ。同郷だからってだけじゃないと思う。
市川けい「ブルースカイコンプレックス」は、デビュー作以来の初々しい高校生BL。さりげなくも緻密な心理描写が見事。対する石原理「バーボンとハニートースト」1では、危うい大人の男の駆け引きを堪能。空河がエロすぎてもう…!
エロいといえば、SHOOWA「イベリコ豚と恋の奴隷。」の吉宗さんもけしからん小悪魔っぷりだった。吉宗さんをはやくどうにかしたい!!源路もだいぶ辛抱たまらんだろうけど…私もずっと正座待機だから…!でも、このジリジリ感がまたいいよな、というジレンマ。続きがあるとのこと、感謝感激の舞いを踊って待ってます。
宝井理人「テンカウント」2もエロかった〜!黒瀬くんが何考えてるかわからなさすぎて、いろんな意味でドキドキしっぱなし…!これも続くんだよ…!長編シリーズ増えて幸せだ〜!
今月のベストルーキーは、楢山とおる「イナズマクリティカル」上下。正統派のビルドゥングスロマンに、心を洗われました。アダルトなのも大好きだけど、青春BLも大好き。好きだから大切にしたい、っていうまっすぐな想いにきゅんきゅんしっぱなしだった。
小説では、男同士の恋の切なさを真っ向から描いた佐田三季「ボーダー」ガテン系年下攻めのワーキングBLうえだ真由「建設現場に恋の花」がよかった。
先月から読んできたNARUTOを最新刊まで読了。
暁が退場したところで、ラウライフ「DREAMS」を手に入れた。やっぱりイノウエさんの二次はすごいな〜!断片をつなぎあわせた架空の産物だってわかってるのに、感動してしまう。思いっきり生きて死んだ彼らへの最高のはなむけだ。おかげで萌えを取り戻しました。