パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

愛すべき男 1

うっ…ついに富士山さんも、アゴ長病(経年の作画作業により、面長キャラの顔面バランスが失われ、アゴが伸びていく疾患。男性キャラにおいてよく発症する)を患ってしまったか…。もともと面長寄りの絵柄だったけど、今回はなまじアップなだけにアンバランスさが…もごもご。
「年下の彼の彼」で気づいてもらうことすらできずに失恋した、残念すぎるイケメンエリート・藤堂のスピンオフ。
藤堂さんってスペックは高いのに、とんでもなく惚れっぽい。指導係になったゆとり全開の新入社員・有迫(祖父は会長のバリバリコネ入社)に、ちょっとほほえみかけられただけでコロッといってしまう。このチョロさじゃあ「都合のいい男」まっしぐらだろう。そういう意味では、計算高さとは無縁の有迫の無頓着さは、破れ鍋に綴蓋なのかも。
でも、私ならどんなに根が素直でも、有迫みたいに空気読まない部下は絶対嫌だ。笑