パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

賭博堕天録 カイジ 7-13

賭博堕天録カイジ(7) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(7) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(8) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(8) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(9) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(9) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(10) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(10) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(11) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(11) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(12) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(12) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(13) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(13) (ヤンマガKCスペシャル)

シリーズ第3弾「堕天録」読了。
うーん、やっぱり麻雀のルールを勉強してから読んだほうがよかったな。このシリーズのおもしろさは、互いの知略の限界に挑むような熾烈な頭脳戦。ルールがわかっていたほうが断然駆け引きを楽しめたはず。
ただ善悪や正義という概念を越えたところでの鬼気迫る戦いが描かれていた「黙示録」とくらべると、敵キャラが格段に小物になっていて、緊迫感という面ではどうしても劣る。(そうだとしてもじゅうぶん面白いのだけども)それでもやはり、次こそは「絶望の城」編を超えるような壮絶なエピソードが待っているんじゃないか…と期待しては、つぎつぎとシリーズに手を伸ばしてしまう。
途中でふと、いまの自分ってまさしく「次こそアタリがくるはず…!」と、負けがこむほどにバクチにのめりこんでいってしまうクズそのものだな…と気づき、ひやっとした。