パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

斜光線〜人肌の秘めごと〜

斜光線 ~人肌の秘めごと~ (ガッシュ文庫)

斜光線 ~人肌の秘めごと~ (ガッシュ文庫)

手負いの獣のカメラマンにねじ伏せられる、人間不信の若社長。
沙野さんの小説はいつもエネルギッシュ。設定はダークでも、運命の不条理さに屈しない生命力の強さが救いになっていて読後感がいい。