パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

いつもそこには愛がある

いつもそこには愛がある (ガッシュ文庫)

いつもそこには愛がある (ガッシュ文庫)

いつもシリーズ前日譚。高校時代、まだ出会ったばかりのふたりの話。
待望の100%真崎視点!倫章視点の短編とあわせて読めば、すれちがいっぷりがよ〜くわかって二度美味しい。
真崎も倫章もういういしいなぁ!真崎はまだサドっ気に目覚めていないし、倫章も意地っ張りをこじらせる前のお話。笑
お互い出会わなければ、真崎はクールな優等生のまま、倫章は純粋で天真爛漫のまま生きられたのかもしれないけれど。出会ったからこそいまの彼らになったんだと思えば、歪みすらもいとおしい。
つぎで完結か〜。ふたりとも大好きになってしまったから別れがたいよ。