ジェイミー・バーディー
ジェイミー・ヴァーディー : 英国一の成り上がりストライカー
- 作者: フランク・ウォーロール,タカ大丸
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: 単行本
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岡崎選手と同じチームに所属する、成り上がりプレミアリーガーの伝記。
ルールやテクニックにはまるで疎く、個性的な選手たちが持つ「物語」に惹かれてサッカーを観ているだけの永遠のにわかなので、この本もそうした「物語」を楽しむために手に取った。
でも、どちらかといえば、工場労働者から一部リーグのエースストライカーへとのし上がる波乱万丈のドキュメンタリーというより、彼の偉業を詳細な数字でたどるクロニクルだったかな。競技そのものにさほど興味のない私には、ちと硬すぎた。
心を殺す方法 1-2
きみがほしい、きみがほしい
街の片隅のちいさなカフェで、ひっそりと穏やかに暮らす駆け落ちカップルのセンシティブラブストーリー。
まるで夫婦みたいなのに、いつまでもお互いに片想いしてるみたいな、ひとさじの淋しさをひそませた幸福な日常に癒されました。
ふたりだけしか知らない
いつも女の子に囲まれているモテ男の冬弥と、ツンデレ眼鏡の陸上部員・圭介。
学校ではまるで接点のないふたりだけど、じつはお互いの身体で欲望を解消し合う仲。女扱いされるのが一番嫌いな圭介なのに、冬弥に触れられるとつい絆されて、流されてしまう。
奥手で意地っ張りな圭介が、マイペースでちょっと強引な冬弥に振り回されているようにも見えるが、飄々としている冬弥も、女子が苦手な圭介に付け入るように関係を持ったことに不安を抱えている。
いっしょにいてもべつべつに好きなことをやっている姿は、恋人同士というよりも男友だちの距離感。あまりの気軽さに最初は、若気の至りみたいな関係?とも思ったけど、そういう気のないそぶりこそが、「余裕のない自分」を見せたくないがゆえの本気の裏返しでもある。そうわかってからは、そっけない態度のなかにも独占欲や嫉妬が透けて見えてにやにやしっぱなし。
まだうまく恋人をあまやかす方法なんて知るはずもなく、想いをぶつけ合うしかない未熟で不器用な恋模様にこっちまできゅんとさせられる一冊。
宇宙でいちばん君が好き
家族で農業を営む稔の前に、突如現れたふしぎな少年。
宙(そら)と名乗る彼は、遠い星から結婚相手を探しにやってきたという。突拍子もない話に困惑する稔だが、宙から「嫁」認定され、ともに暮らすことになる。
かわいい絵柄でかわいいお話。稔はなんだかんだツッコミつつも、流されるがままのラノベ主人公みたいなキャラなので、ドラマチックな設定のわりになんとな~くくっついた感じになってしまったのが惜しい。
ハイキュー!! 22
夜久さんが表紙だ~~~!!!1冊まるごと梟谷vs音駒!
こりゃあ、人気作じゃなきゃできないご褒美だな~~~。主人公校とちがって、他校対決はまったく先が読めないおもしろさがあるな。
木兎さんのプレーは、ほんとうに観ていて楽しいな!覚醒したリエーフも末恐ろしい。
どちらもつぎ烏野と対戦するとしたら春高しかないだけに、わくわくしてしまう。
バビロンまで何マイル?
コミックス未収録分を収録した完全版。
あさはらたそかれ
あさはらたそかれ (H&C Comics ihr HertZシリーズ)
- 作者: はやりやまい
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: コミック
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朝型高校球児×夜行性ブロガー。
いち日のはじまりと終わりが交わる場所から始まる恋。
感想は本宅にて。 〈感想〉
わがままもキミのためならいくらでも
わがままもキミのためならいくらでも (オメガバース プロジェクト コミックス) (POE BACKS THE OMEGAVERSE PROJECT CO)
- 作者: さねもり束
- 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: コミック
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もさくて堅物な優等生(α)×わがままで奔放なプレイボーイ(Ω)。
翻弄してやるはずだった相手に、いつのまにか翻弄されてしまうって、定番ながら大好物です。
男を手玉にとるビッチだったまひろは、自分に恋しているという米谷をからかってやるつもりで、いつの間にか米谷のまっすぐな愛情に惹かれていく。
米谷に恋して、どんどん純情で涙もろくなってくまひろがかわいかった~!奥手だった米谷が、まひろをかわいがりたい一心でどんどん攻めとしてのスキルを上げていくところにも萌えました。
やっぱり下剋上って最高だな!
ねこねこダーリン 2
落ち込むと猫になってしまう特異体質を持つ猫谷家の次男・紗以と、ぶっきらぼうだけど何かと紗以にちょっかいをかけてくる幼なじみの善治。
特異体質を気味悪がられていると思い込んで善治のことを避けていた紗以だったが、善治が猫アレルギーだとわかり、やっと誤解の解けたふたり。しかし、善治のフェロモンに弱い紗以は、めろめろな自分を見せるのが恥ずかしすぎてちっとも素直になれない。
1巻に引き続き、登場するにゃんこやわんこのかわいいこと!モフモフの愛らしさに癒されます~。
無遠慮に押しまくる善治と意地っ張りな紗以の攻防も相変わらず楽しくて、ぐるぐるしまくりな紗以の姿に、にやにやがとまらない。紗以ちゃんが思ってる10倍くらい善治は紗以ちゃんのことが好きだよ!心配すんな!
でも、恥ずかしいのをこらえて、真っ赤になりながら想いを伝えようとする紗以のことが善治もたまんないのだろうから、やっぱり紗以ちゃんは紗以ちゃんのままでいいんだろうな。