パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

きみと見たほうき星を探して

きみと見た ほうき星を探して (G-Lish comics)

きみと見た ほうき星を探して (G-Lish comics)

進学をあきらめて就職した大原と、スタンドでバイトしながら大学で夢を追う河合。高校時代は無二の友人だったふたりだが、忙しい日々のなか、一緒に星空を見上げていたころの気持ちからだんだん遠ざかっていく。
いつもクールでしっかり者の大原が「オレのこと抱いて」っていうシーンに、鼻血でそうなくらい萌えた…!男前受けが「お願い」するシーンって、プライドとか羞恥心とか、必死で守ってきたものぜんぶ攻めのまえに差し出しているみたいで、こっちがジタバタしてしまう。はー、大原かわいすぎた。
友だちじゃ足りなくて、恋人だけでもまだ足りない。男同士だからこそ、かっこ悪いところは見せたくない。相手のまえで胸を張れる自分でいたい。ふたりのそういう「やせ我慢」が、いじらしくてかわいくて、男同士っていいな!と再確認した気持ち。