パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

恋花日和

恋花日和 (Dariaコミックス)

恋花日和 (Dariaコミックス)

花の卸問屋として働く哲の天敵は、得意先であるエバーグリーンの斎藤さん。
花屋のくせして花の名まえを覚えない斎藤さんに散々手を焼かされてきたはずなのに、花のような笑顔を見ると何もいえなくなってしまう。いつも一生懸命で、年上なのに危なっかしくて放っておけない。そんな斎藤さんに振り回されるうち、哲は気づけば恋に落ちていた。
ぶっきらぼうだけど優しいガテン系年下と、天然だけど芯は強いお花ちゃん。王道の年下攻めを堪能しました。かわいいワンコ系もいいけど、デカい番犬タイプの年下も大好き!
そのうえこのふたり、そろってDT同士。服を脱ぐタイミングすらよくわからない、正真正銘の「はじめて」がかわいすぎてもう…!激萌え!なんとか触り合っても性感よりくすぐったいのが先だって、なかなかエロい雰囲気にならない。ほほえましすぎてにやけてしまう〜。こういう手さぐり感はほんと、初体験の醍醐味ですよね!
かっこ悪さや情けなさも含めた、初々しい愛情にあふれたエロが読めるのはBLならではって気がする。